猫+学園異能な話、完結です。
4巻の時に「3巻中盤でラスボスが出てきてから」って書きましたが、この5巻ではそこから「真のラスボス登場→マジキチ→超ピンチ→以下略」な流れ。
話の構図が目まぐるしく変わっていきます。
「目まぐるしく変わる」ってことで、場面場面での描写が足りないというか駆け足になった印象は否めず。
終わってみればこれはこれでスッキリしてるとは思うものの、特に青木さんを筆頭に「そこはもっとちゃんと描いてよ!」な場面は多かったなぁ。
「クールビューティーな青木さんが『食われて消化されかかってシャツ張り付き+半裸』だったことに気付いてあたふた」する場面はさらっと流してはダメだと思うのですよ。(そこ?
というか全体的に5巻で収めるには内容が濃すぎたのかも。
これで「学園編」が終わって「次章」が幾つかあるぐらいが(今の漫画の消費ペースでは)普通なんじゃないかと、ちょっと思いました。
(それだけ「個別キャラの話がもっと見たかった」という趣旨)
……あれ、主人公は囚われただけで何もしてないぞ?w
著者/訳者:岩原 裕二
出版社:秋田書店( 2008-12-19 )
定価:¥ 596
コミック ( 198 ページ )
ISBN-10 : 4253232655
ISBN-13 : 9784253232654